年々読書量は減りつつあるけれど、でもバッグにはいつも本が入っている。
つい最近、とある本の出版状況で知ったことに驚愕。既に半年以上経過していたことだけど。
ずいぶん前に読んでいた本の事だった為、それ以外の本についても色々思い出した。
読む本について年齢とともに変わってる。

・小さなころに読んでいた本。
一番覚えているのは『やまぐにほいくえん』まだ実家にある。何度も何度も読んだ本。
・小学校(高学年)のころ
児童書でホームズや怪人二十面相は定番だった。
よくある『〇〇殺人事件』等のタイトル。
母親は読書が好きな事には理解があるけど「殺人」という言葉に関わる事に嫌悪感があった様子。子どもにはあまり触れてほしくないと言われたことを覚えてる。

ちなみに同じころに受け持ってもらっていた小学校の先生(女性/母親世代より若干年上)の言葉で忘れられない思い出。
漢字テストで「殺」という文字を書き間違ったクラスメイトに対して、「気にしないで。意味を知る事は大切だけど、こんな文字は自分から遠くにあっていいの」
賛否両論あると思うけれど、30年以上経っても忘れられない言葉。

・中学生~高校生
恋愛小説と歴史小説にシフト。好きだったのは何といっても『山田詠美』
『放課後の音符』『チューイングガム』は何度も何度も読んで、今も実家に帰ると手に取る。
私にとっては、トレンディードラマに出てくる登場人物よりもずっとずっと格好良かった。
放課後の音符(キイノート)
山田 詠美
新潮社
1989-10-01




歴史小説は父親の書棚にあった『司馬遼太郎』と『陳舜臣』がメイン。
司馬遼太郎はたくさん書籍があったけど、取っ付きは本屋さんに毎週配達してもらっていた週刊朝日に掲載されていた『街道をゆく』
配達されたものが手近にあったため、読むようになった。
物語じゃない(紀行集)けれど、ここから始まった。

『小説十八史略』は今も父親の書棚に並んでいる。
『神戸松蔭女子学院 』の教授をされていた(陳舜臣:1981年-1998年 特任教授 ※1995年 阪神・淡路大震災にも遭っている)それを知って受験校の候補にしたのも懐かしい思い出。結局、受験せずに別の大学へ入学したけれど。

父親の書棚で『宮部みゆき』を知り、父に勧められた映画で『砂の器』を観て古い映画を見る事を覚え、『旅立ちの時』で『リバー・フェニックス』を知った。
こう考えると、父からの影響を大きく受けている。

大岡越前(加藤 剛)しか知らなかったから、初めて洋服姿を見て驚いた。
映画を観てから、原作を読んだ話。

『スタンド・バイ・ミー』は同級生の間では、洋画にはまるキッカケ。当時はアイドル雑誌にも若いハリウッド俳優たちが良く特集されていた。キアヌ・リーヴス ジョニー・デップ クリスチャン・スレーター キーファー・サザーランド ‥‥お騒がせ俳優が多いな。
旅立ちの時 [DVD]
リバー・フェニックス
ワーナー・ホーム・ビデオ
2003-10-03




高校までは自分で選んでいるようで周囲の影響を受けていたんだな、と。
一人暮らしを始めて、バイトで小遣い稼ぎをするようになった大学生のころから、書籍を買うようになったと思いだした。
図書館で借りるのは、レポート作成などの為に必要資料が優先だったし。

いろいろ思い出すと楽しい。
父親の影響をもう一つ。
『本を購入した後は、奥付部分に購入日と場所を記入する』
父と私の本にはこれが書き込まれている。
既にない本屋の名前もある。懐かしいなぁ。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代おひとりさまへ
にほんブログ村
にほんブログ村 家族ブログ 離婚へ
にほんブログ村


おひとりさまランキング

読んでいただいて嬉しいです。
ありがとうございます。
更新の励みになります。